アマチュア無線を楽しむ中で注意すべきこと

アマチュア無線機を使用するときに、一番に注しなければならないことは電波の強弱についてです。電波がもし弱いところで無線機を使用してしまうと、如何に性能のいい無線機であっても、満足に能力を発揮することができない可能性が発生してしまいます。まず、無線機を使用するときに、屋内にいる場合には、窓際などの、外に近い場所に移動することが好ましいです。それから無線機を高い位置に移動させることも非常に効果的になります。もちろん、無線機を使用している人間が高いところに移動することも効果的になります。また、屋内で利用しているときは、もちろんのこと、建物などの影にいるときは注意が必要です。無線機とは基本的に電波を使って連絡を取る機械ですので、電話の障害になりそうなものは避けて、なるべくクリーンな電波の交換が出来る環境を整えることを意識しましょう。それから、アンテナがついている無線機がある場合があります。そのような無線機を利用しているときには、アンテナについても注意しましょう。アンテナが斜めや横に向いているときには、無線機の電波が満足に飛ばない可能性が高まっていきます。十分に無線機を使用したいのならば、アンテナは常にまっすぐにあることを確認してから使うようにすることが鉄則になります。

もし、車を運転しているときに無線機を使用したいという場合には、少し注意が必要になります。車で無線機を使うということは、携帯電話を使用することと同じと思っていただいてかまいません。運転中は、ハンディタイプの無線機を使用することは不可です。ハンディタイプの無線機に外部マイクをつけて電波を送信することは可能です。結果として、車で無線機を使う場合には車載型の無線機と自動車用のアンテナを購入して使用しましょう。

無線機を使用するに当たって、注意しなければならないことの中に、電波が混信することを避けなければならないということがあります。電波の混信を避けるためには、チャンネルを使うときには、しばらくそのチャンネルを受信してみることをオススメします。そしてある程度の応答をして他の誰も使っていないことを確認するべきです。もし、自分が使っているチャンネルの中に、他の人が入ってきてしまった場合には、きちんと「このちゃんえんるは使用中です」ということを伝えましょう。電波（チャンネル）というものは共有の資源なのです。占領することはなく、譲り合うことが大切なのです。